木と話せる魔法の技術

2日目朝一番のナビゲーターは、樹木医の小野寺佳郎さん。

大きな箱や木の枝、切り株などが運び込まれ、子どもたちは机の上のものが始まる前から何やら気になっている様子でした。

まず、樹木医は「木を触る」、「土の様子を見る」、「木に実際に上って高いところの様子を見る」、「虫の様子をみる」、「木の音を聞く」など様々な角度から木を観察することを教えてもらいました。

次に、小野寺さんが持ってきてくださった木の枝などを触ってみました。

切った枝のにおいを嗅ぎ、「人間にはいい匂いだけど、虫にとっては逃げ出したい匂いと」、木と木材を触り「木材は温かいけど。生きている木は冷たい。それは、生きている木は水を吸っているから」などを触りながら学びました。

最後に、境内の木を実際に見てみました。木の肌を触り、叩いて木の音を聞き、土や木の肌をじっくり眺めました。何気なく見ていた木がいろんなメッセージを発していることに気づき、木とお話しが出来るようになりました。