ULTLAナビゲーター
かまくらULTLAでの学びでは、色んな分野のプロが学びの視点を広げたり、深めたりしながらナビゲートしてくれます。
君がワクワクする学びのツボはどこにあるのかな?ハマる学びのツボはきっと一人ひとり違うはず。ナビゲーターとともに自分らしい学びのツボを見つけていこう!
朝比奈 惠温
東 嗣了
天内純子
新井 章吾
石坂 秀威
市川 潤弥(ダビデ)
伊藤 梓
伊藤 謙
今西 彩子
今村 直樹
入江 亮子
内堀敬介
大野 敏
岡 博大
梶原佳子
加藤 彰一
木下 デイヴィッド
木村 吉貴
Cュタツヤ
見城佐知子
庄司宜永
菅 健太郎
鈴木 美保
高久 敏宏
舘野繁彦
中野 優子
贄川 治樹
橋本 敦子
長谷川孝一
はなてる
福本 理恵
藤本 靖
松中 徹
松本 髙広
むろき 優理
山口 愛
山田 和彦
湯浅 亮平
Uくん
横山 寛多
渡辺 ゆうか
協力団体
- お名前:朝比奈 惠温
- 肩書き(必殺技):臨済宗 浄智寺住職 鎌倉市教育委員 鎌倉FM代表取締役社長
- ULTLAなところ:特になし 美味しいカレーが作れます あと意外に歌うのが得意
これまでの道のり
お寺の歴史は700年以上あるので省きます。私はお寺に生を受けましたが、跡継ぎとして意識したのは高校生になってからでした。大学は都内の仏教系の大学に通い、卒業してから北鎌倉駅の近くにある円覚寺の専門道場へ入門し、足掛け八年修行生活を送りました。それから円覚寺にお勤めし、浄智寺の住職になりました。今は住職をしながらいろんな方々と知り合い、お寺以外の様々なお仕事に関わっています。
子どもたちへのメッセージ
お寺の修行は厳しく辛くて大変でしたが、仲間がたくさんいたので頑張ることができました。その中で気づいたことは「人は一人で生きているのではなく、誰かのおかげで生かされているのだ」ということ。「おかげさま」の気持ちが大切です。
- お名前:東 嗣了
- 肩書き(必殺技):バイオミミクリー・ジャパン代表理事/組織変革コーチ
- ULTLAなところ:世界を旅する釣り人(豪州の怪魚、米国縦断、メキシコ秘境など)
これまでの道のり
これまで400社、3万人以上を対象に、各種研修・ワークショップ・コーチングを実施。システムコーチング®を活用した組織変革プロジェクト、内省型のリーダーシップ研修を中心に、左脳的なロジックと右脳的な感性の両方をバランスよく取り入れることが強み。サステナビリティのグローバル潮流とネットワークを活かしながら、日本におけるサステナビリティ変革・リーダー育成に情熱を注ぐ。日本人初のバイオミミクリー大学院資格を取得。アリゾナ州立大学院サステナビリティ・リーダーシップ学エグゼクティブ修士EMSL
子どもたちへのメッセージ
私たちの身の回りには、たくさんの生き物、植物たちが生きています。彼らに意識を向けてみると、実は人間界をはるかに越えた天才たちが存在しています。彼らは38億年もかけて生き続けるための戦略、機能を身につけてきました。彼らにはゴミという概念はなく、全てが循環して繁栄してきました。もし彼らの生きる知恵、術をお借りしたら、私たちの暮らしはどう変わるでしょうか?どんな持続可能な社会が創れるでしょうか?生き物が好きな人、苦手な人もぜひ一度、自然界とつながり、自然から学ぶ体験を一緒にしてみましょう!
関連するプログラム
- お名前:天内純子
- 肩書き(必殺技):日本画家・アートワークセラピスト
- ULTLAなところ:絵を描いたり、モノづくりが好き。アートを使って人とつながる。
これまでの道のり
小さい頃から絵を描いたり、何か作ったりするのが大好きでした。高校生になり進路を決める時に、ある友達が宝塚を目指して頑張っているのを見て、自分がそこまで頑張れる事ってなんだろうと考えました。描く事や作る事なら頑張れると思い、美術の道へ進もうと決めました。描く事を続けていく中で、アートの楽しさや心に与える素敵な影響を一人でも多くの人と共有したくなり、アートワークセラピーを学びました。今は、画家として作品を制作しながら、日本画ワークショップや子ども向けアトリエ『はなうたアート』を主宰しています。
子どもたちへのメッセージ
"何でも良いので、好きな事や没頭できることを見つけられたら、素敵です。
『面白い!』とか『何だか分からないけど飽きずに出来る』『居心地が良いなぁ♪』『これってどうなっているのだろう?』『出来るまでやりたい!』とか思ったら、それは好きな事への入り口サイン。ULTLAプログラムを体験して、そんなサインがあったら見逃さずにキャッチしてね。でも好きな事や没頭できることが無くても、ダメじゃない。あなたはあなたで、どんなあなたでも◎です。"
関連するプログラム
- お名前:新井 章吾
- 肩書き(必殺技):幼稚園の時から徹底的な現場主義者
- ULTLAなところ:目に見えないものから見えるもの、0から無限を空空想すること
これまでの道のり
高校時代まで淡水魚などの採集が趣味。海での仕事にあこがれ、東京水産大学に入学して日本各地の海に潜水。海の森が消失する磯焼けなどの研究を行う。1981年の修士課程終了と同時に(株)海藻研究所を設立して現在も所長。2002~2016年に(株)海中景観研究所所長。2016~2020年(株)国際貿易顧問。2020年~現在(合)シーベジタブルに所属。その他、8つのNPOなどの顧問と理事。藻場の再生だけでなく、山から海までの地下の水循環の保全、修復、活用が1次産業に必要と確信し、それを行う0次産業を提唱。
子どもたちへのメッセージ
観察と小規模な生態学的実験から、まだ誰も知らない自然の謎を楽しく解き明かすのが好き。その仕組みを活用して美味しいものを作り、私と関わる人達を笑顔にしたい。美味しく、楽しく、美しく、自然の恵みをいただきながら、いきものと人がともに持続的に命を繋いでいくことができる世界を実現したいと願っている。
関連するプログラム
- お名前:石坂 秀威
- 肩書き(必殺技):日本にやって来たあるシェフ
- ULTLAなところ:自然の中の全てに食材となる可能性を感じるところ
これまでの道のり
シドニーの高等専門学校TAFE卒業,西洋料理シェフの国家資格取得。2012年~オーストラリアのトップレストラン、Quay、Bennelongに勤務、現場を指揮。2017年オーストラリアの若手シェフの登竜門であるコンペにて優勝。
2018年〜東京Inuaに勤務の後、2021年Sea Vegetable入社。食材としての海藻の新たな可能性を探究中。
子どもたちへのメッセージ
あらゆる感覚で味わう食は、作り出すのにも全ての感覚を必要とするアートであり、真の感情的な反応を呼び起こす力があると信じてきました。自分の作品のインスピレーションをどこからでも得られるという点で、僕らシェフはとても幸運であると、経験を積むごとに感じます。食べ物を味わうことはもちろん、環境の音や母親の家庭料理の匂い、絵画や彫刻に目を奪われたり、手作りのお皿の重さや質感を感じたり。真摯な料理へのアプローチを経て、大切な人に経験したことのない喜びを与える一皿を作ることが可能になると、強く信じています。
関連するプログラム
- お名前:市川 潤弥(ダビデ)
- 肩書き(必殺技):漁師 逗子小坪漁港ダビデ丸
- ULTLAなところ:海に出て、美味しい魚を獲ってくることができる
これまでの道のり
千葉県内にある公立中学校で英語科/野球部の教師をする。初めて1年生の学級担任をし、そのまま3年生まで持ち上がり、生徒と一緒に学校を卒業する。その後、東日本大震災で津波が直撃した地域にある子どもの宿泊施設で働く。そこで出会った漁師のかっこよさに魅了され、自分も漁師になることを決意し、現在に至る。
子どもたちへのメッセージ
なんだかやってみたい、どうしても頭から離れない。そんなことはありますか?もしあれば、ぜひチャレンジしてみてください。その中に、きっと自分が喜ぶ何かがあるはずです。でも、それは簡単には見つからないかもしれません。そんな時は焦らなくても大丈夫。その時が来るのを待ってみよう。外の世界ではなく、誰かの中にでもなく、自分の中にある喜びの種が見つかるといいですね!そのサポートができれば嬉しいです。
関連するプログラム
- お名前:伊藤 梓
- 肩書き(必殺技):自分を知りたい方、変容を求める方の解説員
- ULTLAなところ:意識・無意識・感情・人体に関する興味の強さ
これまでの道のり
北海道で生まれました。金融機関、広告代理店のコピーライター、キャリアコンサルタント、上場企業での新規事業の立ち上げ、人事、経営企画と、東京で36歳まで働いたある日、「自ら何かを掲げることなく、今どこにいるのか分からないくらいに旅をしていたら、それでも誰からどんな依頼が来るのだろう?それこそ、わたしに求められる役割なのでは?」と、思いつき、その日に会社に辞めることを告げ、今に至ります。出会いにより役割が生まれ、流れています。
子どもたちへのメッセージ
自分を生きるとは、どういうことでしょうか?
それは何かになることでもありますし
何にもならないことで
何にでもなれることを知って
今その瞬間を味わい尽くすことでも
あるのかもしれません
自分を大切に
自分に耳を澄ます
自分の感性こそが
自分を生きるコンパスだとしたら?
関連するプログラム
- お名前:伊藤 謙
- 肩書き(必殺技):大阪大学総合学術博物館講師。京大薬学博士。伊藤若冲の縁戚。
- ULTLAなところ:現代の本草学者。何でも研究します。分野は全く問いません!!!
これまでの道のり
小学生時代にハマった化石集めから自然科学に目覚める。京都大学薬学部に進学し、修士課程ではアルツハイマー病などの神経変性疾患の研究を行うが、歴史研究への情熱を忘れられず、博士課程からは漢方研究にシフト。その過程で、禅やアート分野への造詣を深める。その後、大阪大学総合学術博物館研究員、京都薬科大学生薬学分野助教を経て、現職。大阪大学文学部・理学部・先導的学際研究機構の兼任教員もつとめ、自然科学からアート分野と幅広く研究を実施。2021年には、国際日本文化研究センター客員准教授。専門は本草学。
子どもたちへのメッセージ
とにかく「好き」という情熱を忘れないこと。「好き」という気持ちは偉大です。あなたを、限界を超えて引っ張ってくれる原動力です。そして「好き」を仕事にするためにはとにかく「続けること」。そして最初から苦手だと思いこまず、何でも「やってみる」こと。そして、少しの「我慢」は必要です。それが皆さんの可能性を無限大に広げてくれます。ちなみに、そんなことを経た今の私は「好きなこと」しか、やって(研究して)いません(笑)
関連するプログラム
- お名前:今西 彩子
- 肩書き(必殺技):鎌倉市鏑木清方記念美術館 学芸員
- ULTLAなところ:誰かが表現したコト・モノの素敵なところを見つけて人に伝える
これまでの道のり
小学生のころ、これから大人になっても、この世界の美しいものをたくさん見つけたいな、たくさん見つけられるような心をもっていたいな、と思いました。絵本や本を読むこと、絵の具を使うこと、季節の花や虫を見ること、文章を書くこと、お寺や神社に行って建物の美しさを感じ、古い時代の人たちに思いをはせることが好きでした。小学校の遠足でたまたま行った美術館で、日本画家・安田靫彦の美人画に出会い、その美に驚いて立ち止まりボーッとしてしまいました。幼いころに味わった感動の数々が今の活動の原点になっています。
子どもたちへのメッセージ
ジーッと観察していたら、しだいに面白く感じてきそうなモノ・コトを、じっくり時間をかけて見つけてください。そしてワクワクするような気持ちをぜひ味わってください。ワクワク感は自分から動いてみないと生まれてきませんので、面白く感じられそうなことを考えて、あなた自身に働きかけてみましょう。また、あなたがたの中に生れた気持ちを、ほかの人にぜひ伝えてみてください。絵にしてもいいし、文章に書いてもいいです。それはあなた自身を豊かにし、またほかの人の心にも響いていくかもしれません。
関連するプログラム
- お名前:今村 直樹
- 肩書き(必殺技):一般社団代表理事&会社の社長マリンエデュケーターで海と仲良し
- ULTLAなところ:海と人をつなぐことがとても得意!海に入ると別人です!
これまでの道のり
20代で海に出逢い、海に魅了される。この感動を多くの人と共有して、未来に美しい世界を残したいと思った。オーストラリアにもわたり本格的にライフガードを学びました。それからは1日6時間以上、海に関わるという事を大切して生きてきた。そして美しい海があるのは、美しい山があるから!という事を大切に山と川と海を繋ぐお仕事をしています。多くの人に自然の中で「大切なもの」を掴んでもらいたいと思います。ちなみに、子どものときは落ち着きがなくて、よく先生からは「落ち着きのない子」って言われてました。(*^▽^*)
子どもたちへのメッセージ
とにかく!やってみよう!この世界は沢山の感動に満ちている! そして、「じぶん」という「種」を大切にしてほしい。心も身体も「大切」にしてほしい。自分の心にタッチして、どうしたいのか、どう生きていきたいのか。
僕はみんなに伝えたい。「今日もあなたの人生を生きよう!」
関連するプログラム
- お名前:入江 亮子
- 肩書き(必殺技):温石会主宰
- ULTLAなところ:日本酒、精進料理、茶懐石など我が国伝統食文化ヲタなところ
これまでの道のり
佛教大学仏教学科卒業後、編集者などを経て「温石会」を立ち上げる。懐石料理・江戸料理・郷土料理・精進料理・節句料理を教えるほか、茶懐石の出張、地域の特産品開発、メニュー開発などを行っている。 日本酒利き酒師・日本酒学講師・酒匠として、日本酒と料理のペアリング講座も多数。2019年グルマン世界料理本大賞MATCHING FOOD&DRINK;部門で「八寸・強肴に困らない本」がグランプリ受賞。「茶事の懐石料理がホントに一人で作れる本」がASIA TEA部門で3位と日本人初2冊が同時入賞。
子どもたちへのメッセージ
みんなはまだ自分の良さにちっとも気づいていない。いつも自分のダメなところばかり見つけているよ。「好きこそものの上手なれ」って言葉を知ってるかな?はたから見ると辛いことでも、好きな人には全然苦じゃない、むしろ楽しくてどんどんその道のプロになっていくことをいうのだけれど、かまくらULTLAで自分の好きなところや好きなことを見つけていってね。
関連するプログラム
- お名前:内堀敬介
- 肩書き(必殺技):朝食屋コバカバ店主。シンガーソングライター。俳人。
- ULTLAなところ:ゆるやかなつながりを生む。季節の波にのる。深く掘り下げる。
これまでの道のり
鎌倉生まれ、鎌倉育ち。大手外食チェーン勤務後、個人店にしか出来ないことを求めて両親が営んでいた「小林カバン店」を引き継ぎ、鎌倉野菜市場のすぐ並びで家庭料理の日替食堂「コバカバ」をオープン。 “グリーンモーニングカマクラ”や“クレイジー銭湯”など様々な地域活動、試行錯誤を繰り返し2017年に朝食屋コバカバとしてリニューアルオープン。 鎌倉の本質は“時間”と見据え、社会の時間(都会的)と自然の時間(田舎的)の入り混じる“鎌倉時間”の魅力を店舗空間やSNSなどで発信し続けている。
子どもたちへのメッセージ
私は食堂を営んでおりますが料理はほとんどできません。でも食堂という場所でいろんな人と出会ったり、いろんな野菜と出会ったり、たまにお節介したり、面白い実験をすることが大好きです。料理がもっと出来たらって思うけど、こんな食堂があってもいいよね、こんな仕事があってもいいよねと思っているうちに自分のスタイルが出来てきました。
「なぜそうなのか」を考えることも大切ですが、「なぜそうじゃないのか」「こんな〇〇あってもいいよね」と考えることも楽しいです。最近は鎌倉の“おへそ”になりたいなぁと思っています。
関連するプログラム
- お名前:大野 敏
- 肩書き(必殺技):横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院 教授
- ULTLAなところ:日本建築の魅力をからだ全体を通して感じること
これまでの道のり
禅宗様建築の大家・関口欣也博士の日本建築史や円覚寺の講座を受けて、迷いなく建築史の道に進む。横浜国立大学工学部建築学科卒業後、文化財建造物保存修理の仕事につく。最初は横浜三溪園へ京都から重要文化財の仏堂を移築するプロジェクトを経験。その後、静岡県・兵庫県で、素晴らしい職人さん等に恵まれ重要文化財の修理を経験。川崎市立日本民家園では、歴史的建造物の価値と継承を伝える。1999年より大学で、歴史的建築の魅力を明らかにする研究を通じて、学生や一般の方に歴史的建造物を体験してもらう機会づくりに努める。
子どもたちへのメッセージ
建築は五感で感じるものです。
ぜひ、形と大きさ、明るさや暗さ、暑さ涼しさ、木の感触、土の感触、石の感触,においなどを自分の感じ方で自由に感じて欲しいと思います。大きさを知るために、あなたの手を拡げた長さの何倍とか、自分の身長の何倍とかいう身近な尺度でとらえてみることも楽しいです。また、壁土つくりや土間をたたき固める作業などは、機会があれば体験して欲しいとおもいます。自分のからだ全体を通して建築に親しんでほしいと願います。
関連するプログラム
- お名前:岡 博大
- 肩書き(必殺技):NPO法人湘南遊映坐理事長、映像作家
- ULTLAなところ:映画に人生を捧げているところ。
これまでの道のり
神奈川県立湘南高校時代に不登校を経験し留年。フリーターを経て慶應義塾大学総合政策学部に入学する。卒業後は東京新聞記者を13年務めた後、東日本大震災が起きた2011年に退職。 2013年にNPO法人湘南遊映坐を立ち上げ、北鎌倉の浄智寺などで「予告篇ZEN映画祭」を主催する。映画文化の草の根振興やドキュメンタリー映画&映像制作、復興支援活動などに取り組む。
子どもたちへのメッセージ
かつて北鎌倉に在住し、映画『東京物語』など数々の名作を生み出した小津安二郎監督。
ぼくが好きな小津映画の中に『落第はしたけれど」という作品があります。
主人公の学生は友人思いで、不器用で真っ直ぐに生きるが故に大学で落第をして卒業できなくなってしまいます。でもそんな人柄を慕って、周りには多くの人たちが集まってきます。
何が本当の幸せか、人生をふかんして見ないと分からない。遠回り、寄り道、回り道も、悪いことばかりではないよ、と映画は教えてくれます。皆さんもそんな”映画人”に仲間入りしませんか?
関連するプログラム
- お名前:梶原佳子
- 肩書き(必殺技):cocorokamakura(こころ鎌倉)代表
- ULTLAなところ:こころと体、こころと自然、こころとこころが繋がると幸せになる
これまでの道のり
大学卒業後は航空会社に就職し客室乗務員として勤務。退職後に国際医療福祉大学大学院修士課程、博士課程で臨床心理学を学んだ。修了後に臨床心理士、公認心理師、家族心理士になり、病院の心療精神科や大学・大学院の相談室を経て、教育委員会で悩みを抱える子どもたちとその家族の支援に携わった。生まれ育った鎌倉で、言葉だけでなく体、カウンセリングルームだけでなく自然の中でこころをケアする場所を作りたいと思い2021年5月にcocorokamakura(こころ鎌倉)を創立。
子どもたちへのメッセージ
この地球に住む私たちはみんなが繋り、影響し合っています。みんなが幸せに生きるために、まずは自分自身が今、何を感じているのかに気づき、自分自身を知って、大切にすることから始めてみましょう。かまくらULTLAでは、みんなと一緒に今の自分はどんなことを感じているのか、楽しみながら味わいたいと思います。
関連するプログラム
- お名前:加藤 彰一
- 肩書き(必殺技):漁師 鎌倉長四郎網 十代目
- ULTLAなところ:1974年以前の鎌倉の漁師の漁法・技術を伝承
これまでの道のり
1950年江戸時代より続く鎌倉の地曳網網元の家に生まれる。1974年横浜国立大学経済学部卒、三菱商事入社。1985年同社北京事務所赴任後、天津事務所長、日中合弁会社社長、成都・重慶事務所長を歴任、2011年定年退職。2015年鎌倉漁協組合員となり地曳網を復活、現在に至る。
子どもたちへのメッセージ
自らの70年の人生を振り返ると、人は生まれた環境の中で努力したことがその後の自己の進路目標に向かっての努力につながるものだと確信しています。大学を卒業するまで家業を手伝ったことが、その後の商社員としての活動にもプラスとなり、退職後に家業を復活できたことにつながりました。常に自分の周囲を見て機会を捉え目標に向かって努力することで、自らの将来を開いていかれるよう切望します。
- お名前:木下 デイヴィッド
- 肩書き(必殺技):サーフィン 天気 自然循環 環境問題 エネルギー問題が得意
- ULTLAなところ:世界40か国を旅し、地球規模で物事を考える。
これまでの道のり
幼年期に海外と日本で引っ越しを繰り返した。19歳でプロサーファーになり、世界各国を旅しながら、日本チャンピオン及び世界ランキング9位までのぼりつめる。後にプロサーフィン連盟の選手会長を務め、革命を起こし、人事を総入れ替えした。その後は、日本のエネルギー問題に異論を訴え、日本各地で講演を行った。テレビや数々の雑誌に登場したり、CMにも出演した。現在は、パタゴニアのグローバルアンバサダーを務めながら、サーフィンスクールとボード作りに励みながら、独自の視点で温暖化の勉強をしたりしている。
子どもたちへのメッセージ
何かに興味を持つと、やがて親友ができる。そうすると、人生が楽しくなる。ノーリスクノーリターンという言葉のように、何もしなければ何も起こらない。
関連するプログラム
- お名前:Cュタツヤ
- 肩書き(必殺技):踊りの達人
- ULTLAなところ:仲良し
これまでの道のり
佐渡島で17歳の時にダンスをはじめ、田舎のコンプレックスからテクニックにとらわれない“オリジナリティのある表現“とはを模索する。大学時代に障がいの方の薔薇を口に咥えたパフォーマンスに感動し、身体表現の可能性とそれを引き起こす方法に興味を持つ。現在は、コマーシャルの振り付けや、子どもたちへ向けたダンス出演、東大研究員の中野さんとの創造性のワークショップをしながら、おもしろい人間らしからぬ動きを追求する。また、踊りを通して世界中の人と繋がる60億人プロジェクトを主宰。
子どもたちへのメッセージ
自分の好きなことを見つけられたら、とても楽しいなと思っています。自分の大切にしていることってかっこいいなって思っています。好きなことや大切にしていることは、どうやったら見つけられるかいつも考えています。それをいろんな人と分かり合えたら、とても嬉しいと思っています。
- お名前:見城佐知子
- 肩書き(必殺技):かんがえるひと+つくるひと+つたえるひと
- ULTLAなところ:いろんなことに興味を持つこと、自分の心の声を聞くことができる
これまでの道のり
小さい頃から手を動かすことが大好きで、ひとり遊びも得意。多摩美の建築科を卒業し、設計事務所で働く。その後、育児に専念したく仕事をやめ子どもとの時間を堪能する。ヨガを学んだことがきっかけとなり子育て支援や障害者支援にボディワーカー&セラピストとして関わる。また、震災を経験し食の大切さを実感。わたしたちは地球に生かされていて、全てのものは繋がっているという感覚を大事にしながら衣食住に関わる手仕事を自ら楽しみ、周りの人にも伝えている。
子どもたちへのメッセージ
世界はひろーいです。いろんな場所があって、いろんな人がいて、いろんな動物もいるし、いろんな植物もある。たくさんの場所や人やものに出会ってほしいです。そして、いつも「どんな感じがするのかな?」と自分自身に聞いてあげて欲しいんです。きっと、いろんな自分がいるとことがわかると思います。どんな自分もぜーんぶ大切なのです。
関連するプログラム
- お名前:鈴木 美保
- 肩書き(必殺技):明治大学黒耀石研究センター 特別嘱託
- ULTLAなところ:遺跡出土の石器製作技術を復元して石器を作ること。
これまでの道のり
ヒトの成立ちに興味があり、大学の考古学専攻で先史考古学、特に石器時代について学びました。大学院修士課程時、シリアの旧石器時代遺跡の発掘調査に参加、石器製作実験研究で有名な先生と出会い、石器の実験考古学的研究に傾倒しました。修了後、行政発掘の現場、大学院博士課程、アジアへの新人拡散プロセスを研究するプロジェクトなど様々な職場を経て現職に。現在の職場は資源環境と人類の関わりを研究テーマとする組織です。自分の切り口は石器実験製作も含め、石器から多くの情報を読み解き、当時の技術、社会を復元することです。
子どもたちへのメッセージ
みなさんは石器時代の人々にどのようなイメージを持っていますか。
現生人類は後期旧石器時代(約5万年前~1万5千年前)に現在よりも7~8度は気温が低い氷河時代の環境を生き抜いてきました。行き当たりばったりの狩猟生活では到底生き残ることはできず、狩猟採集民の社会システムを構築し、計画的に資源を獲得し、環境に適応する知恵と能力と技術を持ち合わせていました。
石器づくりを通して、われわれの祖先の高度な知識や技術を体験し現生人類が本来持っている能力が如何に素晴らしいかに気付いていただけたら嬉しいです。
関連するプログラム
- お名前:高久 敏宏
- 肩書き(必殺技):面白法人カヤックで面白いアイデアを形にしています
- ULTLAなところ:最近美味しいコーヒーを淹れられるようになりました
これまでの道のり
子どもの頃からゲームが好きで、高校生のときは「メタルギアオンライン」で上級兵士の証であるハウンドの称号を得る代わりに学年ほぼ最下位となる。宮城教育大学大学院修了後、中学校教師になるか迷ったあげく、面白法人カヤックに入社。7年間スマホ向けゲーム開発・運用に携わる。2020年にちいき資本主義事業部へ異動し、移住スカウトサービス「SMOUT」、コミュニティ通貨「まちのコイン」の開発ディレクションを担当。
子どもたちへのメッセージ
子どもの頃に毎日熱中してプレイしていたゲームの経験が、まさか大人になって仕事に役立つとは考えもしませんでした。「深夜特急」という小説を読んで、この旅路に沿って自分も旅をしたいと思い、毎年1カ国ずつ訪れて今はやっとインドまで到達しました。その経験では「大抵なんとかなるだろう」レベルが上がっている気がします。興味もったことは試して遊んでみて、面白い!もっとやりたい!と感じるものを見つけられたらラッキー!今回のプログラムでは、そんな「ちょっと面白いかも」のきっかけになる体験を一緒にできたら嬉しいです。
関連するプログラム
- お名前:舘野繁彦
- 肩書き(必殺技):地球惑星科学者で保育士
- ULTLAなところ:初めて出会う地質を前にすると興奮で回りが見えなくなる
これまでの道のり
地球惑星科学という学問が専門です。地球の中にはどんなモノがあって、地球はどうやってできたのか?大学教員時代はそんな研究をしてきました。地球中心の温度と圧力を世界で初めて実験室に作り出したのは何を隠そう僕です。そして今の研究テーマは「どうやったらみんなが自分らしく幸せに生きていけるのか」。そう思って、保育園と学校をつくって今に至ります。
子どもたちへのメッセージ
みんなが住んでいるこの地球のこと、どれくらい知っていますか?研究者たちは次から次に新発見をして、少しずつ少しずつ教科書に書いてあることが増えたり新しくなってきました。それでもまだまだ分からないことだらけ。それくらいこの地球はこの世界は単純じゃない。だから面白い!ちょっとした知識や見方を持って自然の中に出かけていくと、それが扉を開くカギになって、複雑で多様で美しい世界が見えてくるはず。そんな体験をみんなと一緒にしたいと思っています。
関連するプログラム
- お名前:中野 優子
- 肩書き(必殺技):ダンサー、東京大学大学院教育学研究科 教育学研究員
- ULTLAなところ:ピンクが大好きなところ
これまでの道のり
東京大学大学院学際情報学府にて博士号を取得する。研究のテーマは、ダンスを専門としない人に、コンテンポラリーダンスの創作を活発に引き起こし、その人だからこそできるダンスを発見してもらうための仕掛けを開発することである。学生のときから、ダンサーとして、国内外の様々な場でいろんな人と一緒に踊る旅をしている。ダンスの経験、年齢、性別、国籍、しょうがいの有無などなどに関係なく踊り合い、つながり合う瞬間にいつも感動を感じている。その経験に基づきながら、認知科学的観点より研究をしていたら、今日に至った。
子どもたちへのメッセージ
世界の何もかもすべてが素敵に見える、そんな瞬間はありますか?私は普段普通に生活をしていると、そんな瞬間はあまりないのですが、踊っているときは何もかもが素敵に見えます。一緒に踊っている人はもちろん、道端に落ちている石ころも、葉っぱも踊っているようにみえて素敵だなと思うのです。心と身体を動かすと、世界も踊りだしてくるような気がします。みなさんと一緒にそんな瞬間を体験できたらうれしいなと思っています!!
関連するプログラム
- お名前:贄川 治樹
- 肩書き(必殺技):国連NGO WCP(世界心理療法協議会)公認心理療法家
- ULTLAなところ:音楽が流れると、自然と身体でリズムを刻むこと
これまでの道のり
中央大学在学中より女性ヴォーカリストのツアードラマーとして武道館、NHKホールなどで演奏。1992年よりアメリカ人、ブラジル人、イギリス人、フランス人、イタリア人、ドイツ人、スイス人の先生に師事し、身体を取り入れた心理療法「身体心理療法」を習得。1998年より現在に到るまで東京にて心理療法の提供、および心理療法家養成トレーニングを行う。他にセロトニンDojoにて師範として養成コースも担当し、新潟では再生古民家に暮らして農作業に勤しみ、自然と調和する生き方を探求する。リズムセラピー研究所所長。
子どもたちへのメッセージ
人生を振り返ると、つらいことがあっても興味に従って歩んできたことがつらさを乗り越える力となり、自分らしさにつながり生きるかてとなっています。興味を持つものが友達と同じでなくても、自分にとって興味があることがなによりも大事であり、自分にとっての真実がULTLAになるのです。好奇心を持って歩めば次の道が見えてきます。その道は曲がりくねっているかもしれません。しかし人生を振り返った時に、遠回りをしたと思ったこと全てがいかされていると感じる瞬間があります。ぜひ自分の魂がひかれることに従ってみてください。
- お名前:橋本 敦子
- 肩書き(必殺技):SnozeLab.代表/共立女子大学非常勤講師
- ULTLAなところ:いろんな特性のある子どもたちのワクワクを産み出せるところ
これまでの道のり
光や色、音など7つの感覚刺激を用いる環境設定スヌーズレンの本場オランダでコーチトレーニング修了、2013年よりスヌーズレンの講座提供や空間づくりを行ってきた。専門は幼児/特別支援を必要とする子どものデジタルメディア・空間メディアの企画演出。 NHKエデュケーショナル インクルーシブ教育プロジェクト ディレクター。クリエイティブ×テクノロジーで東京をより良い都市に変えるCCBT2023年度アーティストフェロー。
子どもたちへのメッセージ
「楽しい!」「好き!」「嬉しい!」という幼いこどものような素直な感情が、大人になった今でも行動の原動力になっているなぁと感じます。みなさんの中にもたくさん存在する、そんなキラキラした喜びの原石を、発見したり探究したりするお手伝いができたらうれしいです。
関連するプログラム
- お名前:長谷川孝一
- 肩書き(必殺技):水辺の自然と人とが関わりいつまでも共にある形づくりをしている
- ULTLAなところ:海中-30m~標高800mの渓流で、魚の観察・調査をしていた
これまでの道のり
自然の中へ分け入り長く過ごすことが、自然をより深く知り考えることができる大切な方法なのだということを、本物のナチュラリストや研究者からたくさん学びました。そういうことを積み重ねて、現在は、地球の楽校という自然学校を経営し、地域の海と森に関わる仕事をしています。それから、海の子森野子倶楽部を立ち上げて21年経ちますが、鎌倉の四季折々の自然の中で子ども達と、自然と自分の探求活動を続けています。
子どもたちへのメッセージ
自然の中でワクワク・ドキドキすることが自分を成長させてくれたと考えています。自身の心の中から聞こえてくる声を聴き、その姿を感じ、素直に向き合えたなら、自然と力が湧いてきて、もっとその先の世界に歩いて行けると思います。
関連するプログラム
- お名前:はなてる
- 肩書き(必殺技):書と画 (アーティスト)
- ULTLAなところ:鏡文字がすらすら書ける。
これまでの道のり
“書・画・印”を織り交ぜたスタイルで作家活動を開始。 ロゴデザイン、絵本や詩集などの挿画、壁画などを手がけながら、 書道教室や墨の世界に彩りを添えた“子供ワークショップ”を開催。 現在は、絵本づくりを軸に創作活動をしている。
子どもたちへのメッセージ
体が弱かったせいか、虫の観察、お絵描き、物思いに耽ることが大好きな幼少期でした。学生生活に入ると様々な疑問や葛藤を抱くようになり、ただ虚ろにふわふわと過ごした時期もありましたが、絵を描くことは常に私の心を満たし、書の道と向き合うことで心身共に鍛えられ、目に映る世界がどんどん変化してゆきました。それらの活動を通して出会った経験や繋がりは、私の宝物になっています。今、振り返って感じているのは、人生はとてもシンプルであたたかいということ。素直な自分の“今”と繋がって愉しんで欲しいな~と思います。
関連するプログラム
- お名前:福本 理恵
- 肩書き(必殺技):株式会社SPACE 最高情熱責任者
- ULTLAなところ:食べもののことならずっと考え続けられること
これまでの道のり
広島大学修士課程及び東京大学大学院博士課程にて認知発達心理学を研究。2012年からは東京大学先端科学技術研究センターにて「Life Seed Labo」、「異才発掘プロジェクトROCKET」のプロジェクトリーダーとして全般を指揮。個別最適な探究的学びの設計における知見を生かして、2020年8月に株式会社SPACEを創立。
子どもたちへのメッセージ
世界は不思議なことに満ちあふれていると感じています。限りなくあふれ出てくる不思議を一つ一つほどいていくと、あっ!と驚くことに気づいたり、繋がりそうにない点と点が繋がって発明した気持ちになったりします。自分が不思議に思ったこと、知ってみたいと思ったことにどんどんハマっていって、いつの間にかずっとそんなことをしている。それが「私らしい学び」です。かまくらULTLAでは、みんなと一緒にまだまだ知られざる世界をのぞき見しながら、知ってた世界が少し違って見えるような小さな発見をしたいなぁと思ってます。
- お名前:藤本 靖
- 肩書き(必殺技):ボディワーカー。大学の先生。「環境神経学研究所」代表。
- ULTLAなところ:「心と身体の関係」の謎を神経の仕組みで解明します。
これまでの道のり
私は関西の田舎で生まれ育ちました。世界のいろんな人と出会い、いろんなことを体験したいとおもい、政府系の援助機関で働きました。いろんな国を巡り、いろんな人に出会いました。でも自分自身の心と身体が開かれないと生きている充実感はないんだということに気づき、心と身体の研究をすることになりました。
子どもたちへのメッセージ
自分の人生を生きてください。誰か他の人が決めた幸せやこうあるべきという目標に向かって生きていくなんて面白くないですよね。自分の人生を探求していくと、実はそれが自分だけではなく仲間も含めたみんなの人生を生きるということになる、それに気づくと人生が本当に楽しくなります。みなさんと出会えるのを楽しみにしています。
関連するプログラム
- お名前:松中 徹
- 肩書き(必殺技):(有)松中造園代表取締役 好奇心旺盛な探検家
- ULTLAなところ:気になったらすぐ行動、24時間365日庭について探求している
これまでの道のり
神奈川県鎌倉市に生まれる。(株)植政造園を経て30歳の時に独立し、2006年4月に(有)松中造園を設立する。浄智寺庭園や名勝庭園等の維持管理に携わる他、京都造形芸術大学にて「浄智寺庭園の空間的特質」と題した修士論文を執筆するなど、その空間が本来持っている“らしさ”をひき出し、活かすことを意識した庭づくりを追及し続けている。 現在は文化財庭園保存技術者協議会の副代表としても活動し、文化財庭園の保全・発展に努めている。
子どもたちへのメッセージ
庭づくりは、剪定する、大きな木を伐る、石を積むなど多様な技術をつかいます。大切なのは、庭という空間全体に目を向け「おさめていく」こと。上手に松の手入れをする人がいたとします。松一本は素晴らしいけれども、庭園空間に戻すと、松は庭の一部分にすぎない。サツキをきれいに丸に刈り込んだとしても、自然ではなく人が生み出した造形美です。「皆がそうしているから」「そう教わったから」と型にはめず、本来の魅力を引き出すこと、地形や風土、歴史を含めた特徴に目を向けて“らしさ”を引き出し活かすことが、私の庭づくりです。
関連するプログラム
- お名前:松本 髙広
- 肩書き(必殺技):宮大工棟梁 松本社寺建設代表
- ULTLAなところ:木材を見ただけでその個性や使い道がわかる
これまでの道のり
木を削り、角材や板を加工し組み上げると、家になる。なんと面白い、と大工の親方に入門したのが15才。皆が手を合わせて拝む神社・お寺の建物。なんと美しい、と宮大工の道に入門したのが20才。それから50年、ずっと大工さんとして、木造建築物に携わり、若い職人の育成にも努めている。10年前からは、東京都内の専門学校で、木造建築学科木工実習の講師として、技術指導をしている。世界に誇れる我が国の木工建築技術を多くの若者に伝承し、貴重な建造物の維持保存に貢献すべく日々精進。
子どもたちへのメッセージ
我が国には、たくさん木が育っています。それは、良質な土があり、温暖な気候と雨に恵まれているからです。私たちの先祖は、その木を上手に使って、火をおこしたり、家を建てたり、畑を耕したりして、木とともに暮らし、命をつないできました。現在も、身の周りには木でできた物や建物がたくさんあります。どこに育っていた木だろう、どうやって切り倒され、誰が、どのように加工して、今ここにあるのかな、と考えると面白いですね。あの山の木が、君の手によって、いすや机、家になるかも。
関連するプログラム
- お名前:むろき 優理
- 肩書き(必殺技):話を聴き、ご縁を繋ぎ、願いを叶えるプロフェッショナル
- ULTLAなところ:ラジオ番組を持っている、Saxを吹く、人や場のエネルギー調整
これまでの道のり
中・高等学校の教員をしていたある日、人生を変える音と出会い、Saxを吹くために教員をやめる。その後ハワイに暮らし、心と身体を整える様々なヒーリングを学んで帰国。サロンを開いて5年目に東日本大震災が起き、日本縦断の旅をしながらネットラジオを配信。意識が変わるラジオ講座や、葉山の森と海をフィールドに学ぶ「うみやま葉山」、オンラインで全国のメンバーと学び合う「ヒューマンポテンシャルラボ」など、人とコミュニティと優しい未来の「可能性を開く」スペシャリストとして多くの人の願いを叶えるサポートをしている。
子どもたちへのメッセージ
これまでたくさんの「不思議な出来事」を経験して、世界がどんどん広がってゆくたびに、魂が願っていることはほとんど叶うんだな、と信じられるようになりました。皆さんの大切な願いを叶えるお手伝いができたら嬉しいです♪
関連するプログラム
- お名前:山口 愛
- 肩書き(必殺技):声で遊ぶ人。映画「発酵する民」・「イマジン盆踊り部」唄い手
- ULTLAなところ:色んな声が出せる。居るだけで祭りが興り、人が元氣になる
これまでの道のり
超絶引き篭もりでコミュ障・陰キャだった幼少期を経て音楽に出会い、 大使館イベントからヒッピー祭りまで対応可能な世界中を旅する不思議な歌い手に。 CUBA遊学中に311にあい、渡ったベネズエラで「日本の歌を」と言われ民謡に目覚め、鎌倉にて盆踊りバンドの音頭取りを務める。 一方で、歌は魂と感情の解放だ!をテーマに、皆が主役になれて繋がれる場を創りたい、とGospelコミュニティを立ち上げ、Voiceワークショップを全国展開&声は心と声のバロメーター・整える太陽チューニング「朝陽軸」を主宰している
子どもたちへのメッセージ
どんな人でも変われるよ! 「人生は楽しむためにある」 どんなものにでもなれるし、可能性は無限大だから、やりたいことを思い切りやってみよう!
関連するプログラム
- お名前:山田 和彦
- 肩書き(必殺技):観音崎自然博物館学芸部長
- ULTLAなところ:相模湾にいる魚をほとんど知っている。貝はだいたい知っている。
これまでの道のり
北里大学水産学部卒業。卒論は甲殻類の種苗生産のほか、サンショウウオや鳥、魚市場での漁獲物調査を行う。1984-1994年京急油壺マリンパーク。主に海獣や魚類の飼育を担当。1994-2006年築地市場にあったおさかな普及センター資料館学芸員。世界中から集まる魚貝類の鑑定などを行う。2015年より現職。三浦半島周辺の海の生物を調べているほか、天然記念物ミヤコタナゴの保全活動も行う。
子どもたちへのメッセージ
苦手なことをするのはたいへん。でも、好きなことならできる。好きなことをずっとやっていると、できることや友達も増えて、苦手なことが少なくなるかも。いろいろやってみよう!
関連するプログラム
- お名前:湯浅 亮平
- 肩書き(必殺技):慶應義塾大学 特任講師・3Dプリントマテリアルデザイナー
- ULTLAなところ:いろんなおもしろ素材を世界中から見つけたり、作ったりします
これまでの道のり
大学で製品デザインを学びものづくり系の会社で働きながら、大量生産・大量消費とは違う社会を描くことができるツールとしての3Dプリントに注目しはじめる。その後TOKYO2020の表彰台チームで材料部門を担当し、リサイクル素材から3Dプリント用材料をつくる経験を通して、実は社会には良い資源がたくさんあるけれど、誰も気が付かないのでゴミになっていることを実感する。今は拠点を鎌倉におき、街からそうした「資源」を探し出して活用するためのデザインと仕組み作りをとおして、循環社会の実現に向けて活動をしています
子どもたちへのメッセージ
みなさんが大人になるころ、どんな世界になるのか、何が将来役に立つのか、実は全くわかりません!でもおすすめなのは「いろんな場所に」「いろんな趣味の友達」を作ってみることです。そして、音楽・漫画・アート・運動・食べ物など、まだ体験したことないことを色々試して楽しみながら、しなやかな心で自分の世界を広げていってみてください。
関連するプログラム
- お名前:横山 寛多
- 肩書き(必殺技):絵描き
- ULTLAなところ:アルバイトが長続きしやすい
これまでの道のり
多摩美術大学の油画科を卒業後、旅館や美術予備校、専門学校や短大などで働きつつ、挿絵や絵本を描いて暮らしている。
子どもたちへのメッセージ
高校3年生の時、進路面談がありました。
担任の先生が「あんたはヒモになんなさい」と言いました。ヒモの意味がわからないので聞くと「女の人に食べさせてもらう男のことよ」と先生は言いました。
僕はとっさに「いやですよそんなの」と言いました。
先生は「いやでしょ。だからヒモはえらいのよ。」と言いました。
つづけて「あんたはすこし人にたよんなさい」と言って面談は終わりました。
今はまだ、立派なヒモにはなれていませんが、絵を描いたりする仕事をしています。
実際、似たようなものだと思います。
- お名前:渡辺 ゆうか
- 肩書き(必殺技):ファブラボ鎌倉 代表 / 慶應義塾大学SFC研究所 訪問研究
- ULTLAなところ:世界中の人とつながりながらものづくりしているところ
これまでの道のり
高校卒業後、渡米。アメリカを電車で一周して、日本を学び直したいと卒業して帰国し、鉛筆削るところから美大を目指す。夢中になりすぎて社会人枠の願書出し忘れるが、一般枠で多摩美術大学環境デザイン学科に合格し入学。同じ年代や日本人しかいないとショックを受けるが、「お前はバカか?」と友人に言われ、ハッとする。いろんな出会いを重ねて卒業後、都市計画事務所、デザイン事務所を経て、交通事故に遭遇してリハビリ生活へ。歩けるようになった時に、ものづくりしながら世界各国と繋がれるファブラボの活動に出会い、のめり込む。
子どもたちへのメッセージ
今の「当たり前」や「普通」に自分を当てはめようとすると、私はとても苦しくなります。はみ出してしまいます。ある時から、ふと、これからの当たり前をつくる側になってみると世界はどんな風に見えるのかなと思いました。新しい当たり前をつくっている人たちは、皆さんちょっと変わり者です。そして、何かに夢中になる力を持っています。ちなみに「変わり者」というのは、自分の心に正直な人という私なりの褒め言葉です。自分を世の中の「普通」に当てはめることができますが、自分なりの「普通」を見つけ、つくることも可能なのです。今