電気を生み出す空気の秘密
一日目最後のプログラムは、「気」の中でも、電気に関するお話です。
ナビゲーターは、贄川治樹さんが務めます。
電気は、私たちの生活に深く関わっています。
例えば、生命の誕生の起源には、落雷がアミノ酸といった生命の材料となる物質を作り出したという説があったり、太陽から地球へ降り注ぐ光も電磁波という電気と密接に関わる波だったりします。
そして、私たちの体の中でも、無数の神経細胞が電気信号によって、情報伝達を行っています。

子ども達は、ナビゲーターさんの話に正座をしながら熱心に耳を傾けていました。
実は、この正座をした後の足の痺れや、足の感覚が無くなる現象も、神経が異常信号を発したり、一時的な機能を停止したりすることに起因しています。
レクチャーの後は、神経がどれだけ早く反応できるのか、簡単なアクティビティを通して体感していきます。
アクティビティでは、みんなで輪になり、順々に手を叩いていきます。この時、隣の人が手を叩いたすぐ後に、なるべく早く手を叩いていき、どれだけ早く一周できるかを試してみます。
友達と一緒に楽しみながら参加する子ども達の姿が印象的でした。

一日の締めくくりとして、最後は画用紙に、「木」をモチーフにして自分自身を絵で表現しました。自分を思い浮かべながら、それぞれが心の赴くままに、個性的な絵を描いていきます。
子ども達は終始、集中して画用紙に手を動かしている様子でした。


