人の喉が楽器になる!?七色の声で音を奏でる
2023年9月18日
3年目を迎えた、かまくらULTLAプログラム。
このプログラムは、一人ひとりが個性や特性に応じて自分らしく学んでいく方法を見つけていくことを目的に鎌倉市教育委員会とSPACEが共同で開催している3日間の探究プログラムです。
今年の海プログラムのテーマは「あることないこと」。「あること」と「ないこと」を行き来することで見えてくるものは?
前半のナビゲーターは心とからだの専門家の贄川治樹さん。
「海から陸上へ」
私たち人間の進化の過程とその名残をクイズを通して学びます。
私たちが生まれる前のお母さんのお腹の中は、海水と成分が似ている羊水に包まれて安全に守られています。これは、魚も鳥も一緒なのだとか。
タブレットを使って自分の気になる生き物を探します。その真似をして、遥か昔の生命記憶を呼び覚まします。
後半のナビゲーターは、「声で遊ぶ人」の山口愛さん。
「あることないこと」を考え続けた2日間。
高い声や低い声、元気な声に落ち着いた声。
声もさまざま十人十色だけど、声はどうやって出るのだろう?
その秘密は誰一人として同じものはない、唯一無二の私たちの身体にありました。
目や口角を上げると明るい声に、下げると暗く悲しげな声に。
ワークシートを使い、喉や口の開き具合、顔の表情などを自分で感じながら、出したい声のイメージを掴みます。
表情ひとつで、声も気持ちも変わることを教わりながら、私たちの身体が織りなすオリジナルの音色が会場に響き渡りました。